【日本の教育現場で声磨き®が必要とされる理由】
こんにちは、シュクル佐藤恵です。
先日、東京都立王子総合高校でボイス・スピーチトレーニングの授業での
生徒たちの声のブログを掲載したところ、
大好評!でしたので、
第二弾ブログをお届け致します📤
私は13年間の海外生活において、
様々な人種や文化が同居する環境で生きていくためには、
コミュニケーションスキルが非常に重要であると言うことを実感してきました。
また、コミュニケーションスキルが子供達の教育でも
重視されていることを見てきました。
彼らの世界では、寡黙なことは美徳ではないのです。
話さないことは自分を表現しないこと。
これはずるいこと、あるいは無能なことだと見なされます。
やがて相手にされなくなります。
しかし、残念ながら日本の教育現場では、
コミュニケーション力を高める為の声の出し方や話し方を教える機会が、
まだまだ少ないのが現状です。
その数少ない例の一つとして、
東京都立王子総合高校ではボイススピーチトレーニングの科目があり、
私が講師を担当させていただいてから14年目を迎えています。
この授業では、自分の考えを自分の言葉で話せるようになることに注力しています。
また、日本社会で美徳とされている
目立たないこと、発言しないことに対して、
それは決して美徳では無いのですよ、ということを教えています。
ですからスピーチの実演練習も、
私が順番に生徒を指名するのでは無く、
手を上げた人から発表してもらいます。
これは、世界に出れば「私が!」と手を上げることが当たり前の中で、
ただ指名されることを待っている姿勢のままでは困るからです。
さて、前置きが長くなりましたが・・・
1年間の声磨きトレーニングを通じて、
高校生たちにどのような変化が起きたのでしょうか…!?✨
高校生たちの声を是非ご覧ください💡
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一番大きな変化だと思うのは人前で話しているときだと思う。
前は緊張していて声が小さくなったり、メリハリがなかったり、
頭が真っ白になって上手く話せないことが多かった。
けれどボイストレーニングの授業を受けて、
クイックトレーニングやプロミネンス、表情筋をやわらかくするトレーニング、
スピーチ練習など様々な声磨きの方法を通して、
今では人前で話すことが今でも緊張するけれど嫌だとあまり思わなくなった。
それはトレーニングを重ねていくなかで、声に自信がついたからだと思う。
継続してやることで、一つ一つのトレーニングが自分にとって
良い形で効果が発揮されていると感じる。
聞き返されることも減ったし、メリハリのある話し方になってきたと思う。
PREPやプロミネンスなどは特にこの先の将来で必要になってくると思うので
早い段階で身に付けられているのがすごく良いと思った!
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1年前より話しやすくなったことを良く感じるようになった。
小さな場面なら友人との会話や家族との会話で、大きな場面なら大学受験の面接で、
1年前の自分ではここまで上手にキレイにスムーズに話せなかっただろうなと思うことが増えた。
1年間ありがとうございました!
あと大学合格しました!
面接で上手に話せました!
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印象の決まり方や相手に伝える時のポイントなどを学ぶことができました。
自分は将来教師になりたいと考えているので、
どんな風に伝えたら、的確に伝わるか意識していこうと思いました。
声磨きをすることで自分に自信を持てて、話すことがもっと楽しくなったと感じます。
先生のような分かりやすい伝え方ができるように練習していきます。
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いかがでしたか?
声磨きを通じて高校生の変化をご実感頂けましたら幸いです。
学校のカリキュラム内に当プログラムの導入をしたい、と
ご興味を持たれている学校様からのお問合せを頂くことが多くなってきました。
近い将来、話し方の授業が当たり前になる日が来るといいですね。
その時には、全力で教育現場を声のチカラで応援させていただきます!
王子総合高校でのボイス・スピーチトレーニング詳細はこちらです
https://vcsucre.com/course/school/
通年は無理だけど、単発で、各学期ごとに、等々
学校様の状況に合わせて、これまでの教育現場での経験から
様々なプログラムをご提案させていただけます。
ご興味ございましたら、
(一社)日本声磨き普及協会 048-829-9624 にお問合せ下さい。
声のチカラで学校教育を元気に!
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