ある日、某テレビ局番組制作部から1本の電話が。

「こちらの協会さんでは、
笑いやユーモアを取り入れた
話し方の指導をしていますか?」
という電話照会でした。

「笑いやユーモア」について
社会のニーズがあるから
番組テーマにしようと
取材を試みていらしたのでしょう。

この電話照会のおかげで、
「笑いとユーモア」について
改めて考えるきっかけをいただけました。

そう言えば。。。。

海外生活をしていた頃に、
日本人は笑わない、とよく言われたものです。

「ジョークを言わない」し、
「日本人は笑っているように見えない」とも。

あれから長い月日が流れましたが、
一般的に日本人に対する国際社会の印象は
さほど変わっていないのではないでしょうか。

実は、「ユーモア学」と言う学問があり、
海外では学問として確立しているのですが、
海外に比べて日本はユーモア学の後進国だといわれています。

その昔、基本的に日本人だけで暮らしており、
常識も価値観も似たような人たちで成り立っていた国でした。

ですから、衝突が少なかったために、
日本はそもそも
コミュニケーションを円滑にするための概念が
発達しなかったといわれています。

でも、日本社会にも
「グローバル化」「ダイバーシティ」「多様性」
といった考え方がたくさん入り込んできました。

にもかかわらず、
コミュニケーション不足が引き金となって
ストレス社会が蔓延している昨今。

ビジネスの世界においても
社員同士の会話が少なく、
社内の雰囲気が重たい企業などでは
笑い(ユーモア)を取り入れたコミュニケーション研修が
実際に行われているのです。

深刻ですね。。。

相手を和ませて
コミュニケーションを円滑にするための手段の一つとして
「笑いやユーモア」の需要が
ビジネスシーンでも高まっているのですね。

人間関係が良好な職場になれば、
業績アップも期待できる!

ユーモアセンスを磨くことは
自身だけでなく社内の雰囲気もなごみ、
働きやすい環境づくりにも大切な要因となりそうですね。

 

あなたにはユーモア線が何本ありますか?

(一社)日本声磨き普及協会はコミュニケーションの架け橋となる“声・話し方”にフォーカスしています。

ユーモアセンスアップも円滑なコミュニケーションには欠かせませんね。

当協会本部校では様々なコミュニケーション講座が開催されていますが、
この秋の新企画はお笑い芸人さんを講師にお招きして「ユーモアセンスの磨き方・笑いのある話し方」。

11/24(土)笑いのプロに学ぶユーモアセンスの磨き方・笑いのある話し方

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佐藤恵