【良い声の日★歯を磨くように、声を磨く時代へ】
こんにちは、シュクル佐藤恵です。
4月15日。
今日は「良(4)い(1)声(5)の日」です。
そして今年―
私たちにとって、特別な意味を持つ一日です。
日本声磨き普及協会は、設立10周年を迎えました。
10年前。
「声を磨く」という言葉は、まだ世の中にありませんでした。
声は「生まれつきのもの」
話し方は「センス」
そう思われていた時代です。
でも私は、ずっと疑問でした。
なぜ人は、歯は毎日磨くのに、声は磨かないのか。
声は、
人と人をつなぎ、
心と身体を整え、
人生を支える“インフラ”です。
それなのに、何のケアもされずにいる。
だから私は決めました。
「声を、日本の文化にする」
そして―
歯磨きをするように、
声を磨くことが当たり前の社会を創る。
この10年で、
延べ4万人以上の方と向き合ってきました。
企業、教育機関、自治体、介護予防・ヘルスケアの現場―。
さまざまな場所で、私は確信しました。
声は変わる。
そして、声が変わると人生が変わる。
自信がなかった人が、堂々と話せるようになる。
人との関わりを避けていた人が、つながりを取り戻す。
高齢の方が、再び社会と関わる力を取り戻す。
そして今、時代は大きく変わっています。
人と人の距離が広がった社会。
オンライン中心のコミュニケーション。
加齢による声・呼吸・嚥下機能の低下。
孤立や無気力の増加。
こうした背景の中で、私は確信しています。
これからの時代に必要なのは、
「声を整えるチカラ」=生きるチカラです。
この10年のすべてを込めて、
私は今回、3冊目の書籍を書きました。
『60歳になったら、声を磨きなさい』
(日経BPより/2026年7月上旬 発売予定)
内容を少しだけお伝えすると・・・
この本では、単なる発声テクニックではなく、
自分の声と向き合い、整え、そして育てていくプロセスを、
誰でも実践できる形で丁寧に紐解いています。
今の自分の声の状態に気づくことから始まり、
呼吸や身体の使い方を整え、
無理なく自然に通る声を引き出していく。
さらに、言葉の伝わり方や印象を左右する細やかな部分まで、
日常の中で少しずつ変化を実感できるように設計しています。
そうして整っていく声は、
単に「出るようになる」というものではありません。
強く押し出さなくても届く。
大きくしなくても伝わる。
やわらかさの中に、確かな芯がある―
そんな声へと変わっていきます。
それは、偶然手に入るものではなく、
身体と呼吸、そして日々の使い方の積み重ねによって育まれていくものです。
そして最終的には
ただ「声が出る」だけではなく、
人に届き、信頼を生み、心を動かす“自分の声”へと変わっていく。
それは特別なトレーニングではありません。
忙しい毎日の中でも、ほんの少し意識するだけでいい。
数分でも積み重ねられる“声磨き習慣”として、
日常に根づく形に落とし込んでいます。
年齢を重ねたからこそ手に入る、
静かで、確かな変化。
それは、決して特別な才能ではなく、
日々の積み重ねの中で育まれていくものです。
そして、その声がどのように育まれていくのかを、
呼吸や身体の使い方、日々の習慣まで含めて、
誰でも実践できる形で丁寧に紐解いています。
そして・・・
ここからが、本当のスタートです。
10年かけて、
「声磨き」という種をまいてきました。
次の10年は、
“声磨きが当たり前の社会”を実装する10年です。
「最近、声磨きしてる?」
そんな会話が、自然に交わされる未来へ。
歯を磨くように、
毎日、当たり前に声を整える。
その積み重ねが、
健康をつくり、
自信をつくり、
人とのつながりをつくる。
そんな社会を、本気で創りたいと思っています。
4月15日「良い声の日」。
この節目の日に、宣言します。
声のチカラで、日本を元気に。
そして、声を磨くことが当たり前の社会へ。
ここからの10年も、ぜひご一緒してください。
一般社団法人日本声磨き普及協会
代表理事 佐藤 恵

