【学校で堂々と話せるように夏休みは声を磨こう!】
川口市の戸塚児童センター あすぱる様にて
夏休み子ども声磨き講座を実施しました!
あすぱる様では今年の2月・3月に単発の声磨き講座を行いましたが、
今回は3日間による連続講座として初めて開催しました。
◇子ども声磨きとは◇
日本では、「書き方」という授業はありますが、「話し方」という授業はありません。
一方、欧米では幼少期から学校教育のカリキュラムに「話し方」の授業が設定され、
価値観の違う人達の中で自分の考えをしっかり述べるスキルが磨かれる環境があります。
このコミュニケーションのファーストステップを学ぶカリキュラムとして、
(一社)日本声磨き普及協会では「自己表現・コミュニケーション能力を育む 子ども声磨き」
の重要性を提唱しています。
子ども声磨きを通じて、自信を持って自己表現できる「声」を育てます。
今年度から内閣官房のこども制作の推進の一環として
「こども家庭庁」が設置されることをご存知でしょうか?
このような背景から、
“子ども達が自ら発言する環境をいち早く整えていきたい!”
“自分の考えを自分の言葉で伝えられる子どもを地域で育てていきたい!”
そんなあすぱる様のスタッフの皆さんの強い想いから
実現したのが今回の講座です。
小学校1年生から中学生まで
幅広い年代の約10名のお子様にご参加頂きました。
夏休みにしっかりとお声をピカピカに磨いて、2学期から学校で
堂々とお話が出来るようになろう!というゴールを設定しました。
<1日目>
声磨きの基礎トレーニングを中心に実施。
たった1時間でも、子どもたちの声や気持ちがどんどん変わっていきました!
参加者の1人が、お家に帰ってお母さんに「声磨きでこんなことやったよ!」とお話ししていたところ、
それを見た妹さんも「一緒に行きたい!」と言いだしたそう(#^^#)
2回目からは兄妹でご参加頂き、家族ぐるみで楽しく声磨きで夏を過ごして頂きました♪
<2日目>
声磨き体操でトレーニングの復習。
テンポの早い体操も、皆さんすぐにマスターできましたよ!
後半では、「夏に食べたい食べ物」をテーマにワークショップを実施。
“どうしてそれが好きなの?”とロジックを立てながら進めていきました。
小学校1年生~中学生まで、幅広い年齢が集まりましたが
1年生もお兄さんお姉さんと一緒に上手に発表出来ました!
<3日目>
最終日は仕上げとして、「ぼく・わたしの将来の夢」をスピーチするためのワークショップを実施。
“どうしてなりたいの?” ”そのためにはどんな努力が必要?”など、
皆さん頭をひねりながら一生懸命考えてくれました!
スピーチ発表の場面では、ほとんどの子どもが原稿を読まずに
自分の言葉で発表することが出来ました!
子ども達の感想を聞いてみると…
■みんなの話や意見を聞くことができて楽しかった!
■最初は緊張したけど、徐々に緊張もしなくなり楽しくなってきた!
■楽しかったので、お家に帰ってお母さんにも教えてあげたい!
などなど、目をキラキラさせながらお話ししてくれました✨
声を出すことで場の一体感を感じることができますので、
最初人見知りしていた子ども達もどんどん前向きに積極的な姿勢に変化していきます。
初対面・異年齢でも親しみが湧いてくる、というのは
正に『声のチカラ』ですね。
やっぱり『声』ってすごい!と改めて感じたひと時となりました。
声磨きを通じて、自分の考えを自分の言葉で
正しく伝えられるような大人になってほしい。
みんながそんな大人になったら、
とても健全な世の中になっていくでしょう。
子どもの頃から声を磨くことの重要性を
さらに日本全国に広げて行きたいと思っております。
連日児童館のスタッフの皆さまにもご参加頂き、ご尽力いただきました。
あすぱる様、ありがとうございました!
声のチカラで日本を元気に!
▽子ども声磨き講座 詳しくはこちら!